「秋田風作戦」概要

社名 秋田風力発電コンソーシアム「秋田風作戦」
所在地 〒010-0001 秋田県秋田市中通5丁目1番51号 北都ビルディング7F
TEL 018-827-7435
FAX 018-827-7436
会長 佐藤 裕之(株式会社 ウェンティ・ジャパン)
役員・理事       
副会長 大森 三四郎(株式会社 風の松原自然エネルギー)
副会長 福田 裕穂(秋田県立大学)
副会長 齊藤 民一(株式会社 三栄機械)
副会長 中村 雅英(秋田職業能力開発短期大学校)
理事 齊藤 健悦(株式会社 アイセス)
理事 菅原 孝次郎(株式会社 菅与組)
監事 石川 直人(秋田県産業労働部 地域産業振興課)
監事 眞宮 昌(株式会社 眞宮技術)
特別顧問 伊藤 新(北都銀行 代表取締役頭取)
アドバイザー 阿部 泰久(秋田県産業労働部新エネルギー政策統括監)
設立 2013年9月17日

事業内容

現状と課題

風力発電産業は、海外では既に年商5.5兆円、50万人の雇用を生み出す一大産業となっています。
しかし秋田県は、県内で稼働している風力発電の大半が県外資本であり、事業計画は県内で共有されていないという現状です。
日本海側で最も風況に優れているという環境の良さを生かし、現在の109基(全国第1位)の導入設置基数を1,000基まで増やし、東北の風力事業の牽引役を担うという目標の達成のために、「部品・保守管理の周辺産業創出」「域外金融から地域金融へ」「地元雇用の拡大」「産官学一体の推進体制」といった課題をクリアしていく必要があります。

事業展開イメージ

主な取り組み

当コンソーシアムは、自治体はじめ県外メーカーや地元製造業、金融機関など、さまざまな業種により組成され、メイド・イン秋田の発電機(風車)の製造や、風力発電に親和性の高い産業の育成を大きな目標にしています。

(1)風力発電に関する研究開発、実証研究の実施

  • 風力発電に関する基礎的な研究開発を展開し、次世代の風車の開発・実証実験を企画、実施します。
  • 洋上風力発電の実証実験を大学・研究機関,企業と協力して展開します。
  • O&M(オペレーション&メンテナンス、維持管理)のノウハウの蓄積と共有をはかります。
  • いわゆるスマートシティーの研究、開発、実証実験に取り組み、電力のデマンドサイドとサプライサイドのマッチングを研究し、理想的な地域社会とエネルギーのあり方を研究、提言します。

(2)配送電、系統連系に関する研究と開発

  • 配送電のあり方について研究し、しかるべき提言を行います。
  • 理想的な系統連系のための制度、施設整備、手法等の研究、提言を行います。

(3)風力発電事業の立ち上げと継続に関わる投資・金融手法の研究と開発

  • 風力発電事業の立ち上げと継続運用のために必要な、投資手法(ファンド等)、金融手法について研究し、提案します。

(4)再生可能エネルギー、電力等に関する法制、制度の研究と提言

  • 日本のエネルギー法制等について研究し、将来の理想的な仕組みを提言します。

(5)風力発電機関連産業の産業化

  • 風力発電機の構成材、部品等の秋田での生産に関する研究、提言を行います。

(6)再生可能エネルギーに関する啓発、情報発信

  • 風力発電等の再生可能エネルギーについてのセミナー、講演会、フォーラム等を開催し、啓発に努めます。
  • WEB、情報誌等で秋田の風力発電、再生可能エネルギーの現状等について発信します。

他の団体等との協働

  • 秋田県内の新エネルギーに関する研究団体とともに、風力発電の要素技術に関する情報交換、協働研究等を実施するため働きかけます。
  • 秋田県内の情報産業に関する啓発団体に対しては、いわゆるスマート・シティに関する研究、提言、実証研究の協働を働きかけます。
  • 秋田県内の低炭素社会実現を目指す市民団体、研究団体等とは、低炭素社会の実現に向けた情報交換、協働研究を働きかけます。
  • 秋田県内の市民活動支援ファンド等とは、市民ファンドの形成などの再生可能エネルギー事業等への投資参加可能性及び共同研究を働きかけます。
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